五感で感じて (前) C

五感で感じて
04 /20 2017
どしゃ降りの雨の日 僕は傘を持っていなかったから
ある雑貨屋さんの軒下で 小降りになるまで
雨宿りをしていた


雑貨屋というよりは 陶器屋さんかな
陶器がディスプレイされている


実際に店内に入った事はなくて 
いつも外から眺めるだけだった


僕好みの シンプルで 使いやすそうな
お皿や カップがたくさん展示されているんだ


濡れてしまった スーツの肩辺りを
ハンカチで拭いていたら....
ドアが ガチャッと開いたんだ



「雨が止むまで 中で休んで行かれませんか?」


「えっ....でも....」


「どうぞ どうぞ遠慮しないで?」



人懐っこい笑顔で微笑む男の人
ここの店員さんかな。。


普通なら いいです、大丈夫ですと
言うはずなんだ。。僕の性格上。。でも。。


「あっ..じゃあ...すみません…御言葉に甘えて...」
そう答えてしまっていたんだ






「スーツの上着 脱いで...貸して!?」


「えっ!?」


「濡れてるから ハンガーに」


「ありがとうございます...」


「コーヒーでいい?」


「そんな...お構いなく…」


「いいからいいから! そこに座って待ってて」






店内をグルッと見渡すと 凄いな…
お皿やカップ以外にも 急須や陶器の花瓶まである


陶芸教室生徒募集の貼り紙も...
絵付け体験 電動ろくろ体験も...




「はい!コーヒー どうぞ」


「ありがとうございます!」


「陶器とか 興味あるの?」


「はい...見るのは好きです!
入口の所の 薄いブルーのお皿 素敵ですね!
シンプルでいいなって つい見てしまいます」


「ありがとう!!君。。名前は?」


「シム チャンミンといいます」


「チャンミンか...俺はユノでいいよ!ちょっと待ってて!」


ユノさんは 入口まで行くと 一枚のお皿を
僕に持ってきてくれたんだ


「チャンミン...これあげる!俺が作ったんだ」


「でも....申し訳ないです...貰えません」


「いいんだ!今日の出逢いの記念に貰って?」


「.....ありがとうございます」


「そうだ!雨が止むまでさ ろくろ体験していかない?
特別タダでいいよ♪今日...暇でさ 俺が教えてあげる!」


「...........」


少し悩んでいると 奥から長いエプロン持ってきて


「ね!?決まり!チャンミン...おいで...こっち」



僕は腕を掴まれて 作業場まで連れて行かれた



「はい♪エプロンして?汚れたらいけないから
シャツの腕 捲りあげて?そしてここに座って待ってて」





僕は ちょっと強引なユノさんに 戸惑いながらも
言われるままだったんだ







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コメント

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イ○○○○さんへ♡

こんばんはー!コメントありがとうございます♪

ぷっ(≧▽≦)ストレートなコメントで
思わず ニンマリなってしまいましたよ(*^^*)
いい感じ ですか♡
後半もぜひ 読んでみて下さいね!
また率直なコメントをお待ちしております(≧▽≦)

r○○さんへ♡

こんばんはー!コメントありがとうございます♪

今回はCサイドのみのお話なんですが 
今猛烈に Yサイドを書きたくなっております♡
続いちゃったらどうしよー(^^;)

ユノ 帰って来ましたね(^^)昨日はもう 胸いっぱいでした
呟き記事で書きたくても 想いが溢れすぎて言葉にできなくて。。
r○○さん!!一緒に チャンミンを待ちましょうね♡

ゆみはな

ユノとチャンミン♡2人を愛するホミンペンのブログです♪